朗読パフォーマンス 『踊る。遠野物語への扉』

朗読パフォーマンス
『踊る。遠野物語への扉』
この企画は2026年 1月9日(金)、タクトにて上演される舞台『踊る。遠野物語』のための関連イベントです。
このイベントを通して、舞台を身近に感じていただける時間をお届けします。
読み手:三里 みのり 
日時:2025年 10月 25日 (土)
   午後5時半開演(午後5時開場)
場所:丙申堂
料金:一般 千円/学生 五百円(申込不要)

『遠野物語』は明治43年、柳田國男が遠野の佐々木喜善から聞き書きし編纂した119編の怪異譚です。
 山人、雪女、座敷わらし、山姥など、夢の断片のような逸話集は読み進めるうちに共鳴し合い、遠野という土地の幻想世界を立ち上げます。
柳田はその序文に、「願わくばこれを語りて平地人を戦慄せしめよ」と記しています。
 それは、神事、結界、異界といった言葉が生活から消え、目にすることができないものの気配を感じ取ろうとする手がかりを失った私たちへの警鐘でもあるはずです。
 我々がこの百年で何を失ったのか、その遠い過去に忘却したはずの世界を呼び起こすこころみとして舞台作品へと昇華、再構築される本番公演は2026年1月、荘銀タクト鶴岡にて開催予定です。
 柳田が見ていた頃の風景の温度に触れられそうな、古くを知る場所(風間家旧宅丙申堂)のチカラをお借りして「今」に伝えたいことを、ここ(鶴岡)からも届けたいと思います。そして、大切なモノとは・・・・・・その「手がかり」を手繰り寄せる最初の糸が見つかるような時間を創れるよう、公演を迎える前段階にて開催します。

主催:荘銀タクト鶴岡・鶴岡市教育委員会 助成:一般財団法人地域創造 
(令和7年度 文化庁 劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業)
お問合せ:0235ー24ー5188

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